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家族のスキンシップ〜からだにタッチ〜 アンケート

子どもの大好きな「むぎゅー」。
大きくなるにつれ、だんだん減っていくものだけど、
みなさんはまだ「むぎゅー」していますか? 家族のスキンシップの実態を大公開!
注)このアンケートでは、肩をたたく、手をつなぐといった軽度のスキンシップを"軽いタッチ"、抱きしめる、キスをするといったスキンシップを"しっかりタッチ"と定義しています。

問1.あなたはお子さんと"軽いタッチ"をしていますか? あなたはお子さんと"しっかりタッチ"をしていますか?
あなたはお子さんと あなたはお子さんと
■"軽いタッチ"も"しっかりタッチ"も! スキンシップ度の高いマム会員。
 「あなたはお子さんと"軽いタッチ"をしていますか?"しっかりタッチ"をしていますか?」という質問では、"軽いタッチ"を「一日に何度も」している人が半数、「毎日している」人は7割に達している。"しっかりタッチ"になると、「一日に何度も」が4割に減るが、「時々している」がその分増えている。
 小学生以下の子どもを持つ回答者が4分の3を占めていることもあるが、中学生以上の子どもしかいない回答者の半数以上が「かつてはしていた」と回答し、「時々している」「たまにすることがある」という回答者もそれぞれ15%程度を占めている。このことから、キャリア・マム会員の子どもとのスキンシップ度はかなり高いと言えるだろう。
問2.あなたは日常的にお子さんと、どんなスキンシップをとっていますか(いましたか)? (複数回答)
あなたは日常的にお子さんと、どんなスキンシップをとっていますか(いましたか?
■日常生活の中に浸透しているスキンシップ。小さな子どもにはもちろん、大きな子どもにも欠かせない愛情表現!
 「手をつなぐ」「からだの一部に触れる」などの"軽いタッチ"を、ほぼ4分の3の回答者が実践している。また、「抱きしめる」という"しっかりタッチ"も4分の3ちかくの人が実践しているという結果が出た。「ほっぺなどにキスをする」はやや減るが、それでも半数以上の回答者が行っている。「抱きしめる」スキンシップをしている回答者の割合と、小学生以下の子どもがいる回答者の割合とは近い数字であることから、小学生以下の子どもに対しては日常的に「抱きしめる」などのしっかりスキンシップをしているとも考えられる。
 小学生の子どもがいない層に絞って回答を見ると、全体に大きく数字がダウンしているが、6割もの人が「からだの一部に触れる」と回答している。幼児など小さな子どもがいる家庭では、スキンシップは日常的な行動だと思われるが、中学生以上の子どもしかいない家庭でも簡単なスキンシップがなされている。スキンシップのある間柄は心の交流がある関係だと言われるが、この結果から、マム会員の好ましい親子関係が見てとれる。
 フリーワードであがったスキンシップは、授乳、頭をなでる、くすぐる、頬ずりをする、肩を揉む、一緒に寝るなどがあった。お風呂に一緒に入る、髪を結ぶといった回答もあり、日常的なふれあいのなかでスキンシップを実践していることがわかる。
問3.ご主人はお子さんとスキンシップをしていますか?
ご主人はお子さんとスキンシップをしていますか?
■男親のスキンシップ度に赤信号! 子どもが大きくなってからも、もっと触れ合って、わかりあえる家族でいようよ。
 父親が子どもとどれくらいスキンシップをとっているかを聞いてみたところ、「一日に何度も」「毎日一度は」はそれぞれ2割前後であり、母親に比べて頻度が低くなっている。しかし、「一日に何度も」「毎日一度は」「時々している」まで含めると7割近くとなり、決してスキンシップが少ないとは言えない
 日本で最もスキンシップの量が不足しているのは中年男性だという。大人でも、スキンシップが少ないと精神的な安定感が損なわれることがあると言われるが、子どもが小さい家庭が多いマム会員の家庭においては、父親たちのスキンシップ量は心配の域にはないようだ。
 ただし、子どもが中学生以上の家庭においては、「一日に何度も」「毎日一度は」と答えた人が一人もいないだけでなく、「時々している」「たまにすることはある」を合わせて3割程度となっており、7割の父親のスキンシップ量はゼロに近いという状況である。
問4.子どもにスキンシップすることをどう思いますか?
子どもにスキンシップすることをどう思いますか?
■小さくても大きくなってもスキンシップは大事! スキンシップは不安を取り除き、心を穏やかにする!
  かつては「抱きぐせがつく」などと、子どもが求めるままに抱っこすることを否定する風潮もあったが、最近ではむしろ、スキンシップの重要性が説かれるようになった。今回のアンケートでも、「小さいときはどんどんスキンシップすべきである」と答えている人が8割近い。
  小学校高学年の子ども、特に男の子は、幼児の親から見れば十分大きいように思える。しかし、からだが大きくなっても小学生にかわりはない。まだまだ甘えたい気持ちが残っている。その実感を持ってしてか、「小学校高学年になっても本人が嫌がらなければスキンシップするべきである」を選んだ人は、全体の4分の3にのぼった。

  相手が大人ではどうか。
  「大人になってもスキンシップは必要である」に賛同した回答者は半数を割った。あいさつで抱擁したりキスしたりする海外の風習とは対極にある日本の大人文化の中では、たとえば、大人になった子どもに対して常にべたべたと触れ合う場面を想像すると、そこには違和感があるかもしれない。
  一方で、タッチケアを採用した養老ホームで入居者の心の状態が改善した例もあるという。自分が不安なとき、子どもでも夫でも、身近で信頼できる人に触れることで安心した、元気が出たという体験をした人も少なくないだろう。大人である自分がスキンシップを必要とするかどうかを考えれば、「大人になってもスキンシップは必要である」という考えに至ることは自然なことである。
  スキンシップについてのフリーアンサーでは、「触れ合うことが好きではない」、「慣れていない」という回答もあった。しかしこれらの人も「できるだけスキンシップはしたいと思う」と回答しているケースが多い。そして、「スキンシップのある家庭で育てれば、自分とは違って、この子が親になったときにスキンシップに抵抗がなくなるのではないか」という意見もあった。

問5.あなたはご主人と"軽いタッチ"をしていますか?
あなたはご主人と
■意外!? 結構高い夫婦のスキンシップ度!!
 大人にとっても大切なスキンシップ。夫婦のスキンシップはどうなっているのだろうか。
  "軽いタッチ"については「一日何度もしている」「毎日一回はしている」回答者が4分の1を越え、「時々している」「たまにすることはある」を含めると、4分の3がスキンシップを実践している。"しっかりタッチ"については、「一日何度もしている」が半減し、「まったくしていない」が増えてはいるものの、全体の6割以上が、"しっかりタッチ"も実践している。
 母の立場になってみて、スキンシップの大切さを実感しているのだろう。フリーワードでも、親子間だけではなく、夫婦間のスキンシップを大事にしているという回答が予想以上に出ていた。
  とはいえ、大半は子どもとのスキンシップについての回答であり、特に子どもが小さいうちはできるだけ触れ合いたいと考えている。「子どもの年齢が上がるにつれ、スキンシップのしかたは変えてかねばならない」という意見もあった。幼いころに十分スキンシップをとっていないと、大きくなってからなおさら触れ合いにくくなることもあって、「もっとスキンシップをとっておけばよかった」という回答も目に付いた。
  現実には、大きくなった子どもとや大人同士でのスキンシップはなかなかとりにくいものでもあるが、お互いのタイプと年齢などの状況でスキンシップの中身と量を自然に変化させていき、自分たちに最適なスキンシップの関係を築けるとよいだろう。肩を揉む、マッサージをするといった自然なカタチでの触れ合いを意識していくことは、年齢に関わらず大切なことである。スキンシップは心を通わせるための貴重なきっかけなのだから。

他にも以下の設問がございます。

  • お子さんはスキンシップされることに対しどんな反応をすることが多いですか(多かったですか)?
  • お子さんとタッチすることで何かを感じますか(感じていましたか)?
  • お子さんとタッチをしない(しなかった)のはなぜですか?
  • あなたはご主人と"しっかりタッチ"をしていますか?
  • ご主人とタッチすることで何かを感じますか(していましたか)?
  • ご主人とタッチをしない(しなかった)のはなぜですか?
  • 家族間の接触について思うこと、あなたやご主人のタッチによってお子さんに変化があったこと。
  •  
■調査概要
このアンケートの問合せはこちらから
調査方法 インターネット調査
調査期間

2008年12月

回答者数

20代から50代の女性(弊社WEB会員)321名

調査実施機関 株式会社キャリア・マム
web調査のご依頼はこちらから

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