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キャンプに関する意識調査

キャンプブームが加速しています。以前から増加傾向にあったキャンプ人口ですが、コロナ禍で「密にならない」アクティビティーとしてアウトドアレジャーが注目されるようになり、これを機にキャンプを楽しみはじめたキャンプビギナーも増えています。今回は、皆さんが『キャンプ』についてどのような興味関心を持っているのか、キャンプ歴や目的、困りごとなどから徹底解剖してみました!

Q1.あなたのキャンプ歴は何年ですか?
Q2-1.キャンプに興味はありますか? ※Q1で『キャンプをしない』を選択された方
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■ コロナ禍でもキャンプビギナーは増えている。キャンプをしない人でも「興味はある」という回答が多い。
 Q1「あなたのキャンプ歴は何年ですか?」という質問では、『キャンプをしない』が65.0%であるのに対し、キャンプ経験者の合計は35.0%だった。  キャンプ経験者の内訳を見ると、『1年以内』『2~3年』の合計が16.0%であり、キャンプ経験者全体(35.0%)の約半数が新型コロナウイルス流行後からキャンプを始めたキャンプビギナーであった。屋外で楽しめるキャンプは、密を避け感染リスクを抑えながら楽しめるレジャーである。隣の席を気にしながらの外食や、公共交通機関を使った移動に比べ、安心感が得られるのは間違いないだろう。

 また、キャンプをしない人を対象とした、Q2-1「キャンプに興味はありますか?」という質問では、約7割が『興味はある』と回答。「ふなっしーがソロキャンプをしていて楽しそう」など興味を持つきっかけがあっても、様々な理由で実施しない人は多い。  「『興味はある』のにキャンプをしない理由」では、『道具を揃えるのが大変そう』という声が圧倒的に多いほか、『一緒に行く人がいない』などの回答があり、キャンプをしてみたい気持ちはあるものの、経験や予算がないことから躊躇する傾向がみられた。気軽に始めるには少しハードル高く感じている様子がうかがえた。
Q3.キャンプをする目的・楽しみを教えてください。
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■ キャンプの楽しみは、やはり自然の中で得られるかけがえのない経験!
 Q3「キャンプをする目的・楽しみを教えてください」という質問では、『キャンプ飯(66.0%)』が最も多く、次いで『星空を観る(65.0%)』、『子供への経験(64.0%)』、『焚火(56.0%)』と続いていた。上記4つは、いずれも半数以上の人がキャンプをする目的・楽しみとしてあげている。特に1位の『キャンプ飯』については、昨今さまざまなレシピがSNSで公開されており、楽しみの幅が広がっているといえる。日常を離れ自然の中で触れられる楽しみは、キャンパーたちをコロナ禍のストレスから解放してくれる。そして、そこで子供たちを開放しを満喫することは、キャンプの醍醐味のひとつと言えそうだ。『夫に合わせてイヤイヤ...』はわずか4.0%と仕方なく参加している人は意外と少なく、キャンプを楽しんでいる様子がうかがえた。
Q4.キャンプシーンでの困りごとを教えてください。
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■ 困りごとは、『虫』がダントツ1位。『寝心地』など、キャンプギアで追求できるものは購入意向も。
 Q4「キャンプシーンでの困りごとを教えてください」と聞いてみたところ、『虫』が72.0%で最も多かった。次いで第2位は『トイレ』で59.0%、第3位は『シャワーやお風呂』・『寝心地』でともに42.0%だった。自然の中で楽しむキャンプ、特にシーズンである春から夏にかけては、食べ物や明かりを好む虫に遭遇しないほうが難しい。また、ファミリーキャンパーは特に、トイレやシャワーなど衛生面が気になるところだ。これらの困りごとは、Q1で「キャンプをしない」と答えた層にQ2-1で聞いた「理由」でも挙げられている。

 困りごととして『寝心地』が悪くて困るという回答も多かったが、「次に買いたいキャンプ用品(次の予定に合わせて購入予定のもの)」でも、『寝袋』や『エアーマット』、『テント』といった回答があげられていた。「いつか買いたいキャンプ用品(なかなか手が出ないけどいつか欲しいもの)」でも、『大きなテント』や『キャンピングカー』の他に、冬キャンプ用の『寝袋』、『ストーブ』などもあげられており、より快適な空間を得てキャンプを楽しみたい様子がうかがえた。
 今回のアンケートでは、アウトドアレジャーである『キャンプ』について、どのような興味関心があるのか見てきた。新型コロナウィルス流行後から始めたキャンプビギナーも一定数おり、感染リスクを抑えつつキャンプ飯や自然を楽しんでいる様子がうかがえる結果となった。現在キャンプをしていない層もキャンプへの興味関心は高いが、準備や道具がハードルとなっている。逆にキャンプ愛好者は、道具のさらなる充実を夢見ている。コロナ禍で加速したキャンプブームだが、道具がなくても手ぶらで楽しめるキャンプ場やグランピング施設などが増えることで、ポストコロナでもブーム拡大となる可能性があると言えよう。

以下の設問がございます。

  • Q1.あなたのキャンプ歴は何年ですか?
  • Q2-1.キャンプに興味はありますか?
  • Q2-1-1.「興味はある」のにキャンプをしない理由を教えてください。
  • Q2-2.直近1年間のキャンプの頻度を教えてください。
  • Q3.キャンプをする目的・楽しみを教えてください。
  • Q4.キャンプシーンでの困りごとを教えてください。
  • Q5.次に買いたいキャンプ用品(次の予定に合わせて購入予定のもの)を教えてください。
  • Q6.いつか買いたいキャンプ用品(なかなか手が出ないけどいつか欲しいもの)を教えてください。

    <別紙>
  • Q2-1-1.「興味はある」のにキャンプをしない理由を教えてください。 [フリーワード] 回答一覧
  • Q5.次に買いたいキャンプ用品(次の予定に合わせて購入予定のもの)を教えてください。 [フリーワード] 回答一覧
  • Q6.いつか買いたいキャンプ用品(なかなか手が出ないけどいつか欲しいもの)を教えてください。 [フリーワード] 回答一覧  
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調査方法 インターネット調査
調査期間

2022年12月

回答者数

10代から70代の女性(弊社WEB会員)286名

調査実施機関 株式会社キャリア・マム
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