お仕事ママの意識調査
在宅で働いたことがありますか?
「結婚しても子どもがいても自分らしく働きたい」「フルタイムでなくても、今の自分にできることをさがしたい」・・・キャリア・マムサイトに集まってくださるみなさんには、きっと共通の想いがあるのではないでしょうか。そこで、みなさんが今「自分の働き方」についてどう考えているか、ズバリ聞いてみました!
「在宅で働いたことがある」人が多数!
在宅ワークを選びたい年代って?
数値では、在宅ワーク経験のある方が6割を超えています。「病気の子どもを看病しながら仕事ができる(40代)」「子どもが小さくても社会との接点がもてる(40代)」という声が多く出ていること、回答者の多くが30~40代ということを考えると、子育てと仕事の両立をはかる手段として「在宅ワーク」が選ばれているのでしょう。今後、年齢があがるにつれ、家族の介護、自分の体調などが理由で在宅ワークを選ぶ人が増えてくるかもしれませんね。
どのくらいの期間「在宅ワーク」で働いている?
在宅ワークの経験年数を聞いてみたところ、「1~3年未満(31.5%)」「1年未満(24.5%)」をあわせて55.5%となっています。ここで注目したいのが「3年以上在宅ワークを続けている」方たちが44.5%だということ。自分のワークスタイルとして在宅ワークを定着させている女性がこれだけたくさんいるのですね。
気軽にできる・主婦力を活かせる仕事が人気!
「モニター」「調査」「クチコミ」が圧倒的!
在宅ワークでは、どんなお仕事が主流なのでしょうか? いちばん多かったのが商品やサービスをためして感想を答える「モニター(66.4%)」。次に、お店などの状況をチェックして報告書にまとめる「調査(51.7%)」。ミステリーショッパーとも呼ばれている人気のお仕事です。Web制作や編集、レシピ制作、翻訳など、スキルの必要な仕事は、比較的割合が少ないようですね。まずは「気軽にスタートできる」「主婦力を活かせる」というお仕事が需要・供給ともにあると言えるでしょう。
仕事の「やりがい」はそれぞれ!
では、お仕事について、みなさんはどう感じているのでしょうか。「化粧品のモニターで肌がきれいになってうれしかった(モニター業務・40代)」「タダでもらえるものに女は敏感!(サンプリング配布・40代)」「ふだん行かない店で食事ができて子どもがよろこぶ(調査業務・30代)」「工夫することを覚えられた(CAD業務・40代)」「いろいろな職種の人と出会える(取材業務・30代)」など、報酬以外の部分での「やりがい」「楽しさ」を感じている人が多数いました。
「長く働く」ために!「在宅ワーク」のメリット・デメリット
在宅ワークは報酬が少ない!?
気になる「在宅ワークの満足度」を聞いてみました。すると「働き方には満足しているが報酬には満足していない(58.0%)」がいちばん多いという結果に。これは、気軽にはじめられるモニターなどの仕事をしている人が多いのが原因かと思われます。初心者向けのお仕事はどうしても単価が安く、スキルや経験が必要な仕事は単価が高いのも事実。仕事のペースやコツをつかめば、たくせんこなせるようになり収入アップにつながります。また、資格取得や勉強をして単価の高いお仕事を得る方もいるようですね。
メリットVSデメリット
在宅ワークのいいところは「通勤に時間をとられない(40代)」「すき間時間を有効に使える(40代)」「学校行事、子供の病気にも100%対応できる(30代)」「震災のときも子どもを迎えに行けた」など、さまざま。中には、「仕事をしている姿を子どもに見せられる(30代)」「仕事仲間と四六時中一緒にいないため、気楽にできていい(20代)」という意見もありました。
逆に、在宅ワークのよくない点として挙げられたのは「仕事が不定期である(40代)」「睡眠時間を削ることになる(40代)」「質問をしにくいと感じてしまう(30代)」など。 こうして見ると、メリットとデメリットは表裏一体です。在宅ワークのよさを活かせるかどうかは、本人次第。上手に自己管理ができれば、在宅ワークという働き方は私たち女性の強い味方になることでしょう。
前回のアンケート結果報告で「これからもできるだけ長く働きたい」と答えた人が68.5%もいた現状をふまえると、今後、子育てはもちろん、介護や自分の体調と「仕事」のバランスをどうとっていくかは永遠のテーマ。主婦にとって「在宅で働く」ことが、はずせない選択肢であるのは間違いありません。
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