キャリア･マムは女性の働きたい気持ちの一歩を応援します

届かなかったラヴレター

応募作品紹介
応募作品紹介～ちーちゃん
毎年来る誕生日が前年と違った日になったのは３年前から。その年の夏は例年にない酷暑で「熱くなりすぎた道路に蜃気楼が現れた。」と新聞にのった。父のいた冷暖房完備の療養病棟のベットからでは季節を肌で感じる事...

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応募作品紹介～焼きそばパン
月曜日になると、君のことを思い出します。月曜日になれば前みたいに、君からの連絡が来るんじゃないかって、思ってみたりします。そんな都合のいい妄想が、僕を少し前向きにしたりします。今でも月曜日には、どこで...

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応募作品紹介～R3
「二度と逢わないから」その言葉が、今も俺の心を締めつけてる。わかってる　わかってる　わかってるんだ。お前を追い込んだのは、俺だって事。だから追わなかったんだよ。お前のために。それでお前が、幸せになれる...

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応募作品紹介～横山健三
あの夏の日に、あなたは私と一緒に北の番外地にいた。寂れた町から、遥か遠い緑の山あいに、ひっそりと現れた、赤茶色い建物は由緒正しい温泉の建物だった。「一緒に温泉に行きましょう」と言ってくれたのはあなたの...

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応募作品紹介～とら太
私の祖父は戦争で亡くなった。祖母と結婚してまもなく戦争に行った祖父。祖母のお腹には私の母親がいた。戦争中何度か面会があり祖母はどんなに遠方であっても祖父に会いに行ったそうだ。祖父は亡くなる前の最後の面...

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応募作品紹介～l--e--o
先に天国に行ったおじいちゃん。１５年も待ったおばあちゃん。おばあちゃんがベッドの上で書いた一行日記。夏の夜私に語ったおじいちゃんへの想い。届けてください...。～代筆～父さん。必ず父さんが迎えにきてく...

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応募作品紹介～ナツ
私は、本当に自分のことが嫌いでした。自分は誰からも愛されない人間だから。だから誰も好きになれませんでした。そんな私が初めて人を好きになりました。人は強いだけでは我がままになるし、優しいだけでは弱くなる...

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応募作品紹介～匿名
あなたに宛てるこの手紙。もう何通目になるでしょうか？あなたがいなくなって三度目の春を迎えようとしています。春になると二人で私はあなたの後ろでよくツーリングに出掛けたね。あんなに近くであなたの体温を感じ...