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在宅ワークまめ知識

在宅ワーカー、猫と交渉をする

お仕事をしている人、これから働こうと思っている人必見! 在宅ワークの知識やノウハウなど、お役立ち情報をお届けします。


010993_1.jpg在宅でライターとしてのキャリアをスタートさせて5年。
簡単なライティングの案件を経て取材ライターとして本格的に業務が始まり、スケジュールに追われながらとても充実した毎日を送っている。

一方、我が家の老猫U子さん(仮名・ヒト換算80歳以上?)。U子さんの日常は、私の仕事が在宅ワークとなったことにより、留守番時間の長い自由な暮らしから常に同居人がそばにいるものへと一変したのだ。そして、おもいのほか彼女はこのストレスを超ポジティブに受け止め始めた。

「これからは言いたいこと言わせてもらいますから!」(U子さん)

目が合えば「ゴハン?」と期待のまなざし。
私が立ち上がれば寝ていても目を覚まし、仕事に集中できやしない。
さらに困ったのは電話取材だ。猫はなぜか電話によく反応する。通話をはじめると、鳴いたりウロウロしたり、時にはトイレで猫砂をバッシャバッシャと散らかし放題。

話にならない。取材が終わるまで、なんとかおとなしく待ってもらわなくては。

そうか、
「電話が終わればいいことが待っている」と学習させればいいんだ!

しかしこれは恐ろしい過ちの始まりだった。賢い彼女は、「このおしゃべりが終わったらゴハンタイム!」をすぐに学習した。

電話を切るタイミングを察して始まる、絶妙のウォーミングアップ。
「今日はありがとうございました〜」のあたりでフワ〜ッと伸びをして立ち上がり、
「では、失礼いたします〜」と言い終わるその瞬間、

「んにゃあああああああ!」
とおねだりの雄叫び(ちなみにメス)。

1日に何回目の取材電話であろうが数は関係なし。空腹かどうかなんて、関係ないんじゃないか。とにかく電話を切る度に繰り返し、私が参ってしまった。 010993_2.jpg

スケジュール管理はもちろん、アクシデントもクリアしながらの在宅ワーク。しかしよかれと思って実践した工夫やごほうび作戦が、裏目に出ることは結構多い。 その後、私の環境の変化で仕事に電話を使う機会は激減。おかげで私は恐ろしい無限ループから解放された。U子さんはマイペースなおばあちゃん猫に戻り、今この時も静かに眠っている。


ただひとつ、「電話が終わればおねだりタイム」の学習機能は消去できず。
知り合いやクライアントからの短い電話を切った後でも、

「んにゃあああああああ!」

は今も健在。
そして、仕方なく要求に応じる私。
皆さん、どうか我が家への連絡は、電話ではなくメールでお願いします。

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