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　昨年の大みそかに行われた
NHK「紅白歌合戦」で、
ゆずが熱唱した「逢いたい」を聴きました。
今の私の心境と全く同じで、
涙があふれてとまんなかったよ。
　10年前に最愛の君を事故で亡くした。
ゆずの歌は私の心の中を
見透かしているようだった。
10数年間、私はずっと君と２人で生きていた。
どこへ行くにも何をするにも、
いくつになってもいつも君と一緒だったね。
君が亡くなった時には
体が半分もぎ取られたようだった。
今でも
「何でいないんだろう、どこへ行ったんだろう」
と思う日があるんだよ。
　会えるものなら一目でいいから「会いたい」
話せるものなら一言でいいから「話したい」
無理なことは頭ん中では分かってても、
心がついてけないんだよ。
　新しい年が明けて
前向きに頑張んなきゃっても、
思い出すのは君のことばかりだよ。
会って話せたなら大きな声で叫びたいと思う。
「愛子、お前が俺のすべてだったんだ」と。

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