届かなかったラヴレター

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レンゲ畑
午前3時の公園にブランコの音 幽かに響く空色のワンピース月の光に揺れている 銀色の髪に流れる星はナイーブに光を残してキンモクセイの香りと共に心の中を散歩する君と一緒に見たかったのは始発電車の窓一杯に広...

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大野成
「私の中で生きている」「主婦」も「ママ」も辞めて、「自分」になりたい。そうやって悩んでいた日々があった。 ひとりで決断するには重すぎて、誰かに話を聞いてもらいたかった。けれど、問題があまりにも深刻...

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夢屋吾作
「バラ園で待っている」という手紙は、どうやらぼくが夢の中で書いたものらしい。あの日、赤白イエローのバラの中で、待ちくたびれ、立ち尽くしていた。...

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匿名
初めて手を繋いで歩いた日のこと覚えてるかな? あなたは突然のことに「どうしたの?」と少しハズかしそうに隣にいた私を見つめたね。 20歳近くも歳がはなれていたから、もうこんなことはないと思っていた? ...

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匿名
「ありがとう」君に今 伝えたいことそれは一言 「ありがとう」 不思議に思うかもしれないけど私は 君を 許しているそう 全く 怒っていない君が 私を 大嫌いでも私は 君が 大好きだよ一生 永遠に君が 私...

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匿名
「白い風船」君は そう 白い風船私の 大事な 白い風船いつも自由いつでも自由輝いている 君のその眩しさに 君のその身軽さに私はずっと憧れている君のことを尊敬している 私は君が大好きだ好きで好きでた...

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しづか
もしもあの時あなたと出会っていたなら、今、私は何をしていただろう? "どうして人は悩むの?" "どうして人は想うの?" 私の言葉で私の愛が、あなたに届く日は、来るのだろうか。 例えばあの時あなたと出...

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山岸洋一
母さんの絵手紙 母さんの七回忌に遺品の整理をしていら、未使用の絵手紙道具類が出てきたよ。70の手習いで習いたいと言ってたんだね。 父さんが逝って独り暮しになった母さんに、私が先生になって描くため揃...
