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イベントレポート

【レポート】第11回 瞬足チャレンジ! in大井ふ頭中央海浜公園 陸上競技場

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2026年3月20日(金・春分の日)、大井ふ頭中央海浜公園陸上競技場で「第11回 瞬足チャレンジ!」が開催されました。

瞬足チャレンジは、「コーナーで差をつけろ!!」でおなじみのシューズブランド「瞬足」を展開するアキレス株式会社が主催する、小学生向けのプログラムです。「走ることへの楽しさ・親子での触れ合いの輪を広げる」というスローガンのもと、オリジナルのコーナー走を通して子どもたちが走ることをもっと好きになれるよう工夫されています。

アキレスでは、子どもの足の健やかな成長を支える「足育(そくいく)」の啓発に力を入れています。キャリア・マムはこの考えに賛同し、ママたちの声を靴づくりの現場に届ける活動を続けてきました。そのご縁から、今年も会場にお邪魔しました!

ここからは、多彩なプログラムが行われた1日の様子をお届けします。

開会式は雨空の下でスタート

東京では前日に桜の開花が発表され、春らしい陽気が続いていました。ところが、大会当日は朝から重たい雲が広がっています。開会式が始まるころには細かな雨がぱらつきはじめ、本降りと曇りが入れ替わる落ち着かない天候に。

それでも子どもたちの表情は明るく、会場には曇り空を押し返すような熱気が満ちていました!陸上競技では雨天決行が基本ということもあり、スタート前から意欲的な姿が目立ちます。 20260320_02.jpg

雨空でも笑顔が広がる開会式
開会式後は、順天堂大学の柳谷登志雄教授の指導で、準備体操とウォーミングアップラン。スポーツバイオメカニクスの専門家による動きづくりに、子どもたちは真剣な表情で取り組みます。

スタッフも天候に合わせて進行を調整し、全員が安全に参加できる環境づくりに尽力していました。

本格的な環境で挑むコーナー走予選

午前中は、学年別コーナー走選手権の予選が行われました。1~4年生は50m、5~6年生は100mを走り、各学年の上位8人が決勝に進出します。

スタートには公式スターターの合図、ゴールには写真判定を導入、進行は東京陸上競技協会のスタッフが担当するなど、本格的な競技会さながらの環境が整っていました。 20260320_03.jpg

位置について。集中する子どもたち
クラブチームに所属している子にとっては、慣れた流れです。しかし、「On your mark(位置について)」「Set(用意)」のコールや号砲に触れるのが初めてという子も多く、スタート前は緊張した表情が目立ちました。

それでも、ラインに足をかけた瞬間に気持ちが切り替わり、どの子も真剣なまなざしでコーナーへ飛び込んでいきます。初めての環境にも臆せず挑む姿が印象的でした。

走りたい気持ちが止まらない

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スピードに乗ってコーナーへ

スタートの瞬間を待ちきれず、フライングが出る場面もありました。走りたい気持ちが動きに出る子もいれば、スタートの間合いがつかめずに飛び出してしまう子もいます。不安定な天候も、影響していたのかもしれません。

なかには緊張や焦りから、2回3回と続けてフライングが出る場面もありました。本来であれば失格となるケースですが、この日は子どもたちの挑戦する気持ちを尊重し、何度でも再スタートが認められます。走りたい気持ちがあふれる、白熱した時間です。

なお、国際陸上競技連盟(World Athletics)[TR3.1]が主催する大会では、フライングは1回で即失格となる厳しいルールが採用されています。「その前に経験しておいてよかったよ」とコーチに声をかけられ、涙をこらえる子の姿もありました。競技のルールを肌で知る、貴重な機会となったことでしょう。

雨の予選を支えた大人たちのあたたかいサポート

雨は強まったり弱まったりを繰り返しながら降り続き、水はけの良い陸上競技場にも次第に水たまりができはじめました。足を取られて転倒してしまう子も出てきます。運営スタッフは競技の合間に水切りを行い、少しでも安心して走れる環境づくりに努めていました。

またこの日は、アキレスが展開する防災への取り組みから、空気だけで組み立てが完了するエアーテントのデモ展示がありました。鉄パイプ等の構造材がなく、強くしなやかなゴム製の気柱で周りをぐるりと支えている点が特徴です。

その大型テントを、雨が降り始めた早い段階でスタート付近に移動させ、子どもたちの控え場所として活用してくれていたのです。 20260320_05.jpg

雨宿りしながら走行順を待つ子どもたち
雨が強まった時間帯も、このテントのおかげでスタート地点のすぐそばで、濡れずに待機できるスペースが確保されました。こうした迅速な対応に、子どもたちを見守る大人たちもホッとひと息つけたことでしょう。

さらに、この日の会場は公式大会にも使われる、第三種公認陸上競技場です。朝よりも気温が下がり、春物のジャケットでは震えるほどの肌寒さでしたが、屋根付きの観客スタンドがあったことも、応援する保護者には大きな助けとなりました。

専門家が導く「かけっこ教室」

午後は、決勝レースと並行して、反対側のグラウンドで「かけっこ教室」が行われました。 20260320_06.jpg
選手と一緒に走る貴重な体験

指導にあたったのは、順天堂大学の柳谷登志雄教授をはじめ、陸上部員や現役選手たちです。無駄のない動きと鍛え抜かれた体幹が伝わる美しいフォームは、見ているだけでも学びになるほどでした。その姿に刺激を受けた子どもたちは、姿勢や足の動きを意識しながら、夢中で体を動かします。

「どうしてこの動きが良いのか」を、子どもたちと一緒に考えながら進めていくスタイルも、印象的でした。動きの意味を知ることで、子どもたちは納得しながら自分の体に技術を落とし込んでいけるようです。

ここで学んだ動きが、次のレースで花開く瞬間が楽しみですね。

アキレスが無料で提供する「足育」足型測定コーナー

柳谷教授は、シューズやフォームが走りのパフォーマンスやケガのリスクにどう影響するかを研究する専門家です。会場の一角には、そうした視点とも関わりの深い「足型測定コーナー」が設けられていました。

このコーナーでは、専用の撮影装置で足裏の形や力の入り方を可視化し、シューフィッターが靴の選び方やサイズ調整のポイントを丁寧に説明します。アキレスが掲げる「足育」の取り組みの一環として、無料で提供されていました。

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足型データを見ながら説明を聞く親子

近年は土踏まずが発達していない子や、足趾が浮いてしまう「浮き指」の子が増えているといいます。子どもの靴はすぐにサイズアウトするため、大きめを選びたくなるものですよね。ところが、靴の中で足が泳ぐと浮き指になりやすく、踏ん張る力が弱くなるそうです。

放置すると、転倒リスクの上昇や運動能力の低下、足の痛み、関節の変形につながるため、早めの対応が大切だと教えてもらいました。当日は160組以上が参加し、多くの親子が「わが子に合う靴」への理解を深めていました。

足型測定、大人気でどの時間帯も長い列ができていました!

小さなランナーが駆ける「ミニミニ走」

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親子でも1人でも、思い思いに走る子どもたち

すべての競技が終わった後に行われたのは、未就学児が参加する「ミニミニ走(32m32cm)」です。親子2人1組での参加が基本ですが、「好きに走っていいよ。1人で走れる子は、1人でもいいよ」との声かけに応えて、1人で挑戦する子の姿もありました。

うれしそうにパパやママと手をつないで走る子もいれば、1人で元気いっぱいに駆け抜ける子もいます。小さなランナーたちのがんばりに、コース沿いで見守る人たちからも温かい拍手が送られていました。

ちょうどこのころ、雨がやんだこともあり、子どもたちの走る姿がよりいっそう輝いて見えました。

大会のラストを飾る表彰式

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6年生女子は同着3位がいたため、4人で表彰台に

いよいよ大会の締めくくりとなる表彰式が始まりました。空も少しずつ明るくなり、子どもたちの表情も晴れやかです。

今大会の参加者は330名と昨年より大幅に増え、特に3〜4年生が多い大会となりました。参加者全員に「瞬足チャレンジ記録証」とオリジナルグッズが贈られます。決勝レースの1〜3位入賞者には、副賞を添えた賞状が授与されました。

副賞には、この大会の冠にもなっている「瞬足」も用意されていました。瞬足は、左コーナーを走りやすいよう左右非対称のソールを採用した、アキレスの看板シリーズです。2003年の発売以来、運動会で少しでも速く走りたい子どもたちに支持され続けています。入賞した子どもたちにとって、特別な一足になったことでしょう。

走る楽しさを未来につなぐSDGsの取り組み

「I'MOG(あいもぐ)」は、アキレスのSDGs取り組みの1つです。逆から読むと「GOMI(ごみ)」となる名前の通り、車両用内装材などの廃材から、ポーチやバッグ、マスコットなどを生み出しています。 20260320_10.jpg
革の端材から生まれたI'MOGグッズ

革としての品質が高く手触りも良いため、素材そのものの魅力が感じられます。端材の色や風合いをそのまま生かすことで、再加工にかかるエネルギーを抑えられるのも特徴です。色は選べませんが、出会った色が自分だけの一点物になるという楽しさがあります。今回は上位入賞者にコインケースがプレゼントされました。

また、参加者1名につき給食1日分(30円)が国連世界食糧計画(WFP)に寄付され、途上国の子どもたちの学校給食に役立てられています。走る楽しさを分かち合うだけでなく、世界の子どもたちの未来を支える取り組みでもあります。

雨の大会を支えた大人と、走り抜けた子どもたち

今年も雨の大会となりました。昨年のような土砂降りではなかったものの、降ったりやんだりの天気は、走るタイミングによってコンディションに差が出ます。「ちょうどやんでよかった」と喜ぶ子がいる一方で、「なんでオレのときは雨が強くなるんだよ」と悔しがる声もありました。

この日を楽しみに準備してきた子どもたちです。天候に左右されない力、たくましさを身につけた、またとない機会となったことでしょう。

また、雨の中で走る子どもたちを支えようと、テントを移動したり、コースを整えたりと、大人たちがとっさに動く姿も印象的でした。悪天候の中でも走り切ろうとする子どもたちの姿はまぶしく、雨に負けない強さが光る大会となりました。

大人にも子どもにも笑顔があふれ、明日からもがんばろうとエネルギーをもらえる1日でした。子どもたちのさらなる成長を願いながら、これからもアキレスの活動に賛同・参加し、ともに歩んでいきたいと思います。

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