• ようこそ ゲストさん
  1. HOME
  2. キャリアアップ
  3. デジタルまめ知識

デジタルまめ知識

あやしいリンクに出会ってしまったら

011185.jpg以前よりインターネットにまつわるいろいろなトラブルをご紹介してきました。皆さんも気をつけていても、ついうっかり被害に遭ってしまうこともあると思います。
なぜなら、仕掛けてくる側は常にユーザの心理状態を研究して、ひとりでも多くだまそうとアップデートし続けるからです(本当に迷惑な話ですが)。
今回は、あやしいリンクを見かけたり、ついクリックした場合、どのように対処すべきかを考えてみたいと思います。

大前提としての自己防衛

お使いのパソコンは、ウィルス対策ソフトがインストールされているでしょうか。案外パソコンの買い替えや契約期限切れなどで「インストールしているつもりがしていなかった」「ソフトが有効になっていなかった」という場合も。また最近はOSや契約しているメールプロバイダにてウィルスチェックが入っていることもありますが、それらのサービスにて守られている範囲を確認することも大切です。インストールしていてもそれらが機能していなかったら意味がないと心得ましょう。

ウィルス対策とフィッシング詐欺対策は違う

しかし、ウィルス対策ソフトが使えるから安心、というわけでもありません。なぜなら、必ずしもフィッシング詐欺用などのリンクをブロックするとは限らないからです。この違い、なぜだか分かりますか。本物を装った怪しいサイトに移動できてしまった場合、気づかずに個人情報を入力しても、そこは誰もチェックしてくれないからです。ますます自己防衛の必要性があると思いませんか。個々の「デジタルリテラシー」が問われるところです。

必要なメール以外はもう見ない!

怪しいメールがたくさん届く方もいると思います。銀行やカード会社などのメールは特に巧妙で、つい騙されそうになるものもあることでしょう。どうしても気になるメールについては、こちらから改めて公式Webサイトより問い合わせしたり、直接電話したりすることを考えましょう。

常に注意を向けながら自衛しましょう

数年前、私のお客さまに「料理のレシピを検索してクリックしたら、紙吹雪が飛ぶ画面が出てきて『おめでとうございます!当選しました!』って書いてあったんですけど、こんなことがあるんですね~」と言われて慌てたことがあります。結局その方は「当選したこと」にそれほど興味もなかったため、そのままブラウザを閉じて(結果的に)事なきを得ました。「もしかしてそのまま入力していたら個人情報を抜かれていたかもしれませんよ」という話をしたら驚かれていました。
このように、場合によっては騙されそうになっていることに気づかないケースもあるので、少しでもおかしいなと思ったらブラウザを閉じたり、ブラウザの履歴を消去したり、念のためウィルス対策ソフトをスキャンしたりして、常に安全を保つ状態を意識して使うことを強くお勧めします。

【著者】
あきまつ

編集・ライター。一児の母。WEB制作周りに興味を持ったのは約20年前。日々進化する新しい技術とドタバタ子育てに悪戦苦闘しながら、おはようからおやすみまで暮らしを見つめています。

«前のページへデジタルまめ知識TOPへ次のページへ»

ページの先頭へ

この記事が気に入ったら「応援する」ボタンをクリック

応援する