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デジタルまめ知識

自宅のWi-Fiを快適に使うためのポイント

011997.jpgインターネットを使った在宅勤務などをはじめとして、動画視聴や授業、買い物......。生活のほとんどがオンラインで完結する昨今、Wi-Fiを設置しているご家庭も多いと思います。そんな中、回線が遅い・つながりにくいと本当にストレスを感じますよね。そこで今回は、家庭用のWi-Fi環境を快適に保つための一例をご紹介します。

電波の通り道に何か障害物はありませんか?

Wi-Fiの電波は目に見えませんが、家具や壁、金属、電子レンジなどがあると通りにくくなります。特に鉄製の棚や冷蔵庫の近くに置くと電波が弱まりやすく、部屋の端や別の階では速度が落ちてしまいます。そんなときはWi-Fiルーターを家の中央、かつ床から1メートルほど高い位置に置いてみましょう。壁や部屋の角を避け、できれば見える場所に設置することがポイントです。また、電波を拡張できる「中継機」を使うと、より安定が見込まれます。こうしたWi-Fiルーターの環境を少し整えるだけで、通信の安定度が大きく変わるのです。

たまには再起動、そして経年劣化も考えよう

Wi-Fiルーターもパソコンやスマホと同じ電子機器のため、熱がこもったり長期間電源を入れっぱなしにしたりすると性能が低下します。そこで再起動(リセット)や、いったん電源を切って数十分放電させることもおすすめです。このひと手間だけで速度が回復することも。また5年以上使用している機器は、買い替えを検討してもよいかもしれません。購入当時の通信規格と合わないために通信が不安定になっている可能性もあるからです。交換することで、接続スピードや安定性の向上も十分あり得ます。

時間帯やプランを見直すのもひとつの手

夜の時間帯に回線速度が遅くなるのはいくつか理由がありますが、単に利用する人が多いために混雑してしまうのが主な原因です。混雑を避ける方法として、プロバイダが提供する「IPv6接続」プランに変更するのもひとつの方法です。 また、電子レンジやBluetooth機器はWi-Fiと同じ2.4GHz帯を使うため、使用中は電波が干渉しがち。電子レンジから離すか、5GHz帯に切り替えると安定します。さらに、ご近所のWi-Fiルーターとチャンネル(通信に用いる周波数)が重なると速度が落ちることもあるため、チャンネル選択を自動モードに切り替えておくとよいでしょう。

スマート家電の利用やオンライン授業など、技術の進化とともに家庭内での情報量もどんどん増えてきています。快適でストレスのない「デジタルライフ」は、安定した通信を確保してこそ! ぜひ参考にしてみてください。

※文中で紹介しているのは、2025年10月現在の情報です

【著者】
あきまつ
編集・ライター。一児の母。WEB制作周りに興味を持ったのは約20年前。日々進化する新しい技術とドタバタ子育てに悪戦苦闘しながら、おはようからおやすみまで暮らしを見つめています。

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