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デジタルまめ知識

「スマホで動画」はギガの節約がカギ!?

012056.jpg スマホでYouTubeやNetflix、TicTokなどの動画を見る機会が日常化した現在、データ量の大きさが災いして「気づいたらギガが足りない」というトラブルに見舞われたことはありませんか。通信料を抑えたいけど動画は見たい!ときに見直しておきたいポイントを簡単にまとめました。

■通信量はあくまでも「目安」

はじめにおことわりしておきたいのは、ここで示す通信量はあくまでも目安であり、同じ時間でも映像の内容(動きや色、再生速度など)によってデータ消費量が変わります。あくまで「だいたいこれくらい?」という参考にするには十分ですが、「このギガ数で○時間見られる」といった保証された値ではないことを頭に置いておくのが安全です。

■データ量のカギは「画質」!

YouTubeなどのストリーミング動画サービスによっても違いがありますが、共通して言えることは1時間に使うデータ量は画質の違いでかなり変わってきます。 標準画質である480p(SD)で約0.5~0.7GB/時、高画質の720p(HD)で約1.2~2.7GB/時、フルハイビジョンの1080p(フルHD)で約 2.5~4.1GB/時(あくまでも目安です!) 極端な例ですが、フルハイビジョンモードの動画をたった1時間見ただけで5GB近くに達してしまう可能性が高くなるため、スマホの「5GBプラン」などは現実的な選択とはいえない、ということが分かります。 つまり「画質」が通信「量」、ひいては通信「料」に大きくかかわってくることが分かります。

■スマホの設定やサービスをうまく取り入れよう

通信量節約の第一歩として、各サービスのアプリ内にある設定画面にて動画の画質設定を480p(SD)に指定することをおすすめします。ちなみにYouTubeは「自動」で高画質になることが多いため、480p(SD)に固定することでギガの消費を抑える効果が見込めます。「YouTube Premium」のような有料サービスに加入していれば、ダウンロード機能(=一定期間オフライン環境で再生可能なサービス)の活用も可能。Wi-Fi環境にてあらかじめダウンロードしたものを視聴する場合は動画の通信量として改めてカウントされることはありません。 その他、アプリの「自動再生OFF」も効果的です。これはつぎつぎと動画が再生されて気づかないうちにデータ量を消費するのを防ぎます。また「バックグラウンドでの通信」もOFFにすると、アプリが自動アップデートなどのデータ通信を行わなくなるため、通信量を抑える一助にもなります。

こういったスマホ側でのちょっとした設定でギガ消費を工夫したり、各社スマホプランの新サービスなどをうまく組み合わせたりすれば、出先でも動画を今より多く見られるようになるかもしれません。ぜひお試しください!

※文中で紹介しているのは、2025年11月現在の情報です

【著者】
あきまつ
編集・ライター。一児の母。WEB制作周りに興味を持ったのは約20年前。日々進化する新しい技術とドタバタ子育てに悪戦苦闘しながら、おはようからおやすみまで暮らしを見つめています。

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