デジタルまめ知識
子どものための使用制限アプリを活用しよう
今や幼児が器用にタブレットを使いこなす話もよく聞く時代。「自分のスマホを持ちたい!」と願うお子さんの年齢もどんどん下がってきています。
しかし、そう簡単には与えられないですよね。さまざまなサービスやアプリを上手に使って、安全に使わせたいものです。
子ども用の使用制限に対するアプリはAndroidのほうがやや充実していますが、iPhoneも今後対策を強化するとのこと。マメにチェックしておきましょう。
■歩きスマホを制御する
→歩行を検知すると、ロックがかかります。ついつい歩きスマホしてしまう大人にも有効な機能です。
■ゲームのプレイ時間を制御する
→「ゲーム障害」という病気が2018年度に国際疾病分類に盛り込まれる予定です。のめりこむ前に適切な時間で切り上げるクセをつけたいものです。
■タイマー機能
→ゲームに限らず、YouTubeなどの動画をダラダラと見すぎないことも大切です。「スマホに触っていないと落ち着かない」状況を作らないようにしましょう。
■有害なサイトをブロックする
→最近はブラウザ側でも調整できるようになりましたが、有害サイトはどこから侵入してくるか分かりません。常に監視してくれる機能は必要です。
■勝手に課金できないようにする →親に内緒でゲームの課金を重ね、とんでもない請求が来て発覚した、という例や、いかがわしいメールの文面に騙されて、必要のない金額を支払ってしまった例もあります。まずは課金をさせないような環境を作ることが大切です。
「使いやすさ」「親しみやすさ」がかえって子どもの好奇心を刺激して、ステキなおもちゃのように見えてしまうスマホやタブレット。デジタルネイティブ世代からこれらを取り上げることは不可能に近いですが、与えっぱなしは禁物です。常に親も学びながら見守りましょう。

【著者】
あきまつ
編集・ライター。一児の母。WEB制作周りに興味を持ったのは約20年前。日々進化する新しい技術とドタバタ子育てに悪戦苦闘しながら、おはようからおやすみまで暮らしを見つめています。