デジタルまめ知識
正しい防災関連情報を安全に手に入れよう
大地震や大雨、台風などの自然災害はいつ起こるかわかりません。 もし自分が被災者になったときや、家族や大切な人が巻き込まれた可能性があるときは、 確実な情報を手に入れたいですよね。 残念ながら、非常時に限って、普段なら絶対信じないようなデマが広がり、惑わされてしまうこともあります。 信頼できるところからすばやく情報を得るために、普段から準備をしておきましょう。
■防災関連アプリを入れよう!
スマホには普段から、防災関連のアプリを入れておくことをおすすめします。
アプリによっては、地方自治体からの緊急情報を通知とメールで教えてくれることもあります(アプリ内の設定より、対応している自治体をご確認ください)。
お住まいの周辺を地域登録すると防犯情報も不定期に配信されるので、お子さんの通学路近くの安全もチェックできます。
■災害時伝言板の使い方知ってる?
各キャリアで提供されている「災害時伝言板」の使い方を知っていますか? 被災者が自分の安否を登録すると、全国どこからでも確認ができるシステムです。災害時伝言板を活用することで、緊急時に必要な電話回線の数を確保する目的もあります。
でも、いきなり使う機会が訪れても、使い方がわからなかったら困りますよね。キャリアごとに体験利用ができる時期が決まっていますので、確認しておきましょう。実際に日本のどこかで災害が発生している間は体験利用ができませんので注意してください。
■災害時に使える無料Wi-Fi
災害時には被災地エリアに「災害時統一SSID 00000JAPAN (ファイブゼロジャパン)」という無料Wi-Fiが地域限定で提供されます。
誰でも無料で使えるのはとても便利ですが、セキュリティ面は対応していません。つまり、利用している間に個人情報を盗み見されてしまうことも考えられます。利用する際は最小限にとどめることが必要です。
いかがでしたか? いかがでしたか。いざという時に正しい情報を安全にキャッチできるように、日ごろから準備しておきましょう。
【著者】
あきまつ
編集・ライター。一児の母。WEB制作周りに興味を持ったのは約20年前。日々進化する新しい技術とドタバタ子育てに悪戦苦闘しながら、おはようからおやすみまで暮らしを見つめています。