デジタルまめ知識
皆さんは顔文字、使っていますか(・ω・)?
皆さんは顔文字、使っていますか(・ω・)?
子どもたち世代には「顔文字は中高年の象徴」なんて言われますが、
メールやLINEなどで、ちょっとしたニュアンスを伝えるのに便利ですよね。
■英語圏ではemoticon
英語圏にも"emoticon" (emotion-icon)と言われる顔文字があり、1980年代にはすでに登場していたようです。しかしそれほど種類は多くありません。
「 :) 」 や「 :( 」 といった、ごくごくシンプルでなおかつ横倒しのパターンがほとんど。YESかNOで白黒ハッキリとつける文体ですから、そもそも顔文字に頼る必要があまりないのかもしれません。
■絵文字は"Emoji"として人気!
その一方で、ガラケーの時代からおなじみの絵文字も、日本人にとってはもはや当たり前の機能です。以前は絵文字によっては同じキャリアでないとうまく表示されない時代もありました。
「おはよう!(サル)(サル)(サル)」
と送られてきたメールを見て、「あぁ、サルの顔文字3つ使ったんだな...」と推測しながら読んだものです。
最近は外国にもこの絵文字文化が受け入れられ、"Emoji"として定着しています。TwitterやInstagramで海外の人とコミュニケーションを取るときにも"Emoji"だと、なんとなくニュアンスは伝わりそうです。
■最近大人気の「特殊顔文字」
顔文字に話を戻しますが、数年前から種類がすごく増えたことに気づいた方も多いと思います。おかげで、かわいい表情がたくさん増えたと思いませんか?(๑´ڡ`๑)
これは、さまざまな国の文字・言語や拡張記号などが文字のデータベースに盛り込まれたことで、いわば「パーツが飛躍的に増えた」のです。
とはいえ、使うフォント(字体)によってはまだまだ対応していない言語もありますので、すべての環境で使うのは難しそうです。
たとえば、スマホ同士での特殊顔文字は伝わりますが、相手がガラケーだと再現は難しそう......。昔の「(サル)(サル)(サル)」以上に文字化けしてしまうことが多いようですので、送る相手のデバイスは考慮に入れる必要がありますね。
【著者】
あきまつ
編集・ライター。一児の母。WEB制作周りに興味を持ったのは約20年前。日々進化する新しい技術とドタバタ子育てに悪戦苦闘しながら、おはようからおやすみまで暮らしを見つめています。