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デジタルまめ知識

インターネットの世界での「老人」とは

011288.jpg「インターネット老人会」や「インターネット老人度チェック」などという言葉を聞いたことがあるでしょうか。今回はこの「老人」に注目してみました。

「老人」の年齢層とは

ひとつのネットスラングともいえる「インターネット老人」。ここでは単に年齢層を指すのではなく、いかに日本のインターネット文化の初期から触れているか、ということがポイントとなります。

現在では当たり前となったインターネットがある生活も、最初から快適だったわけではありません。当初はパソコン本体や通信環境に興味のある人のみ、分かる人のみが知る世界でした。 今や小さな子どもが外出先でタブレットを扱って動画を見ていても不思議な光景ではありませんよね。それは、たった30年ほど前から急速に普及・進化していった結果なのです。

懐かしい、と思える用語はありますか?

つまり、その人がはじめて触れた時期がインターネットの進化の過程で古ければ古いほど、その老人度は高まります。知っている関連用語により、基準が何となく見えてくるわけです。 ここでちょっとチェックです。皆さんは以下の用語はいくつ分かりますか。(用語の並びは時代順とは限りません)

・ダイヤルアップ接続
→電話回線やモデム(通信機器)などを使って、インターネットに接続する方法です。「ピーー、ピロピロ...ガガガ...」という通信音が聞こえるのも特徴でした。

・マッキントッシュ
→現Apple社のコンピュータの製品名です。現在の「Mac(マック)」は、この「Macintosh(マッキントッシュ)」の愛称からとりました。

・フロッピーディスク
→外部記憶装置のひとつで、今のUSBメモリと似たような使われ方をしていましたが、容量は最大でも1MBちょっと。1GBが約1,000MBですから、これだけでも技術の進化を感じますね。

さあ、「懐かしい」と思えた言葉はありましたか。聞いたことがある程度でしたら、老人度は低いのではないでしょうか。全部分かった方は、おそらく私と同世代です。

インターネットの歴史を知る

これまではやや自虐的な意味もあったと思いますが、行政上の基準として「老人」といわれる世代が65歳以上を指すことを考えると、令和になった現在はそれほどギャップがないのかもしれません。

しかしデジタルネイティブ世代も含めて、インターネットがどのようにして現在(そしてこれからの未来)の発展につながったか、知識としておさえておくことは大切です。
そこで最後に、おすすめのコンテンツを2つご紹介したいと思います。いずれも数年前の特集記事ですが、インターネットの進化がわかりやすくまとめられています。皆さんなりの「懐かしい!」が見つかるといいですね。

・ヤフージャパン インターネットの歴史 History of the Internet
https://history-of-the-internet.yahoo.co.jp/

・株式会社KDDIウェブコミュニケーションズ
CPI25周年企画「Web制作の過去×未来」
https://www.cpi.ad.jp/25th/

※文中で紹介しているのは、2024年2月現在閲覧できる記事です。仕様や名称が変更になることもありますのでご了承ください。

【著者】
あきまつ

編集・ライター。一児の母。WEB制作周りに興味を持ったのは約20年前。日々進化する新しい技術とドタバタ子育てに悪戦苦闘しながら、おはようからおやすみまで暮らしを見つめています。

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