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デジタルまめ知識

ライブ配信サービスをのぞいてみよう(ライバー編)

ライバーとしての必要な要素

011370.jpg基本的にはスマホがあればたいていのプラットフォームは配信可能とされています。中には「聞いてくれる人はたくさんいなくてもいい、ただ私の話を聞いてほしい、何時に配信したっていいじゃない!」という配信者もいることでしょう。
では、ファンを増やしたいライバーの場合、リスナー含め双方が満足できる配信を実現するには何が必要でしょうか。
リスナーであれば配信の最後まで途切れることなく楽しみたいと思うでしょうし、ライバーも来てくれたリスナーに対して最後まで楽しんでほしい、そして配信のたびに来てもらいたい、と考えることでしょう。
そのためにはやはり、ライバー側でさらに入念な準備が不可欠となります。

ファンを増やすために

話す内容からはじまり、あいさつやコメントを読むなどのリスナーへの配慮、不測の事態における対応やとっさのコメント力、飽きさせない流れ、配信する時間帯、そして見てもらいたい(宣伝したい)ものや一緒にみたい映像などが確実に伝わる・つながるようにするための工夫や通信環境などのハード面......。ほかにもやることは尽きないことでしょう。
中にはライバー事務所に所属する人もいます。リスナー増加へのアドバイスや提案など、さまざまな形でライバーをアシストしてくれる心強い存在です。条件等もありだれもが所属できるとは限らないので、必要ならば検討してみるのもよいでしょう。

......この時点で「ライバーってけっこう大変じゃない?」と思った方も多いのではないでしょうか。

ビジネスとしての側面

皆さんは「投げ銭」という言葉を聞いたことはありますか。もとは大道芸人の優れたパフォーマンスへの感謝として、道行く人びとが入れる任意のお金を指していますが、ライブ配信ではオンラインを通して、配信者側に送金やデジタルコンテンツ代(スタンプなど)を贈ることを意味します。
多くのプラットフォームがさまざまな形でこの投げ銭システムを導入しているので、収益化しているライバーも数多く存在します。いわばライブ配信=ビジネス。当然、金銭的に支援してくれる固定ファンが多ければ多いほど、利益につながっていきます。

得意を仕事にできるチャンス

ライブ配信は、若年層だけのサービスではありません。自分の経験や好きなことを伝えながらリスナーとの良好な関係を築き、なおかつ収入を得ることができれば、新しい働き方としての選択肢になり得ます。もちろん「在宅勤務」も可能ですよね。
まだまだ新しい分野ですから、未経験から始める人も多い業界です。「今まで携わってきた業務から得た知識を環境を変えて生かしてみたい」という方は、ライバーという「お仕事」にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

※文中で紹介しているのは、2024年5月現在の情報です。仕様や名称が変更になることもありますのでご了承ください。

【著者】
あきまつ

編集・ライター。一児の母。WEB制作周りに興味を持ったのは約20年前。日々進化する新しい技術とドタバタ子育てに悪戦苦闘しながら、おはようからおやすみまで暮らしを見つめています。

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