デジタルまめ知識
迷惑ではない迷惑メール!?
最近はLINEでやり取りする相手も増えたとはいえ、パソコンやスマホで電子メールを利用している方もまだまだ多いと思います。
また、プロバイダから提供されているメールアドレスだけではなく、Yahoo!メール、Outlook、Gmailなどのフリーメールをひとりで複数所有して使い分けているというケースももはや珍しくありません。
「フリーメールは信用性がイマイチ」などと言われていた時代もありましたが、その便利さとセキュリティが向上したことも相まって、以前よりは信用性も高まってきたようです。
フリーメールの多くは、メールソフトをパソコンにインストールしていなくてもブラウザ上で利用する「Webメール」が使えるタイプがほとんど。スマホでも同じメールアドレスが使えるので便利ですよね。
なんといっても無料で手に入るし、すぐにメールを使いたいときにもぴったり。外出先のデバイスからもメールチェックができるのは「Webメール」の便利なところです。ただしセキュリティ面からの観点から、あまりお勧めはできませんが......。
以前よりセキュリティ面が向上したとはいえ、迷惑メールが送られてくることも多いフリーメール。
しかし最近はメールサーバ側でスパムメールを検知する技術も向上してきました。ですから、私たちがあまり意識しないうちにスパムメールを「迷惑メール」フォルダに振り分けてくれることも増えました。見たくもないメールを目にする前に受信メールフォルダが快適な状態になっていることは理想的ですよね。
しかし、その機能も何らかの条件によっては残念ながらうまく作動しないことがあります。どんな基準でフリーメールが自動的に振り分けられるのかは利用者には分からないため、「今まで来ていた大切なメールが来なくなった」ということも。つまり「本当は迷惑ではないメール」が紛れていることもあり得るのです。
「いつも来るはずの相手からメールが来ない」「メールを送ったと言われたのに届いていない」というときは、迷惑メールフォルダをチェックしてみてください。
しかしくれぐれも、巧妙な「なりすましメール」にはご用心!「やっぱり迷惑メールだった」ということももちろん考えられますので、お探しの際は慎重に......。
【著者】
あきまつ
編集・ライター。一児の母。WEB制作周りに興味を持ったのは約20年前。日々進化する新しい技術とドタバタ子育てに悪戦苦闘しながら、おはようからおやすみまで暮らしを見つめています。