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在宅ワークまめ知識

どうするPTA!? 在宅ワーカーのPTAとの両立

お仕事をしている人、これから働こうと思っている人必見! 在宅ワークの知識やノウハウなど、お役立ち情報をお届けします。


011322_1.gif春になるとどこからともなく聞こえてくる言葉「PTA」。耳にするたびにハッとして震える方もいることでしょう。かくいう私もその1人。胸の前でそっと手を組み「今年こそは役員を免れますように」と祈るのでありました...。

こんにちは。細々と在宅ワーカー継続中のがーこです。

とはいえ、3人も子供がいると、そんな祈りも虚しく毎年何かしらのPTA役員をやっている気がします(昨年もくじ引きで決まったPTA役員でした)。

PTAについてはいろいろな考えも賛否もあるでしょうが、ひとまず今回は「在宅ワーカーの仕事とPTAの両立」という視点で、私が19年間の子持ち在宅ワーカー生活で感じたコツみたいなものをご紹介したいと思います。

コツみたいなもの① 役員の組織と活動内容を事前にチェック

一口に「PTA役員」と言っても、部(セクション)によって活動の内容・時間・方法が違います。
例えば...

【土日のイベント運営が主目的の部】
→ イベント前後は忙しく、当日の出席はマストだが、それ以外の期間はあまり活動がない

【広報紙の作成を担う部】
→ 細かい作業や専門性があるが、担当ページごと少人数で活動するので融通が利きやすい

【児童・生徒のイベントサポートを行う部】
→ 学校とのやりとりが多く、平日日中の活動がメイン
(注)私の経験上の一例です。

PTA役員は成り手がいなくて、クジ引きやジャンケンで決まってしまうことも多々あります。「平日は仕事なのに、平日日中活動メインの部にクジで割り振られてしまった」みたいなミスマッチが起こるとツラいですよね。

それなら、あらかじめPTAの活動スタイルを知って、なるべく無理なく参加できる部に立候補してしまうのも一つの手なのかなと思います。一度役員を受けた場合「以後は免除」「○年間は免除」のような場合もあるので、引き受けやすい時期にやってしまうメリットはあるはずです。

ちなみに私は、過去に「クジ引きミスマッチ」を経験してからは、活動に都合をつけやすい部の役員に立候補してしまうことが多いです。

コツみたいなもの② コロナ禍を逆手にとって

PTA役員が敬遠されるのは「どこかにみんなで集まって会議する」ことが多いのが理由の一つなのかなぁと思います。役員は1,2年で変わるので前年踏襲の活動が多く、「去年もこの時期に集まっていたから」と言う理由だけで集まるようなこともありました。

ただ、ここ数年でその様子が変わってきたように感じます。コロナ禍により対面活動が制限されたからです。会議が書面開催になったり、LINEグループやZOOMなどのオンラインを活用して打ち合わせを行ったりもしました。

制限が明けた現在、行事関係は以前の様子を取り戻しています。しかし、打ち合わせや会議は、今やオンライン・オフラインを選べる環境にあります。もちろん集まらないとできない活動や対面で話し合ったほうがいい場面もあると思いますが、オンラインの活用で時間的・空間的な負担は少なくなります。

在宅ワーカーのみなさんは、こうしたオンラインでのやり取りに長けてる方も多いと思います。主導していくのもアリではないかなと個人的には思います。

コツみたいなもの③ できる人が、できるコトを

在宅ワーカーの中には、お勤めの方よりも時間が調整しやすい方もいると思います。私もそうです。なので、平日昼間の会議などお勤めの方の出席が難しいものは、私が予定を調整できる範囲で率先して引き受けています。

その代わり、例えば、お便りや報告書の作成、文章校正、メール連絡などは他の方にやっていただいたりしました。余談ですが、総合職でお勤めのいわゆるバリキャリの方などは、会議の出席など難しい代わりに、こうした事務作業は的確でとても早かったです(あくまでも私の経験上ですが)。

PTA役員は「同じ年代の子供がいる」ということ以外は、本当にいろいろな属性の方がいらっしゃって、得意なことや難しいことも様々です。持ちつ持たれつ、できること・できないことを、誰かが無理する形ではなくて分担していくとスムーズに運ぶのかなと思います。

PTA役員での失敗

私自身の仕事スタイルは、時間や場所のしばりがありません(在宅ワーカーには割と多いのではないでしょうか)。すると、PTAの役務についても、無理をすれば──家族との時間や睡眠時間を削って──作業できてしまいます。

私が初めてPTA役員を引き受けた時の失敗は、まさにコレ! お勤めや日中パートをされている方達は仕事を休むことができないと言うことで、また、私も何とかやりくりすればできるだろうと考えて、結局多くの役務を引き受けることになってしまいました。

みなさんからとても感謝されましたが「何で私だけこんなに奉仕するのか」とモヤモヤした気持ちが残りました。それからは抱え込まずに、みなさんで助け合ってやっていくことを心がけるようにしています。

最後に......PTA役員をやって良かったこと

ここまで読んで「やっぱりPTAめんどくさい!」と思われたかもしれません。きっと私も思います(笑)。でも、経験してみると悪いことばかりでもありませんでした。

在宅ワーカーをしていると人とのつながりが多くなく、身近な情報交換の場が少なかったりします。学校や教育の情報もそうですが、それまで知らなかった地域や行政の情報を、PTA活動を通じてたくさん知ることができました。あと、これは少し特殊かもしれないですが、地域の仕事に結びついた経験もあります。

仕事以外でのこうした「ご縁」は、思いもよらない化学反応が起こることがあって、とても刺激的です!

PTAは敷居が高い、なんかめんどくさそう、人付き合いが煩わしい、そういうイメージもありますが、やってみると案外面白いこともあるかもしれません。PTA運営は地域によって違いますが、私が経験して得たコツみたいなものが、みなさんのPTAライフのちょっとしたお役に立てたら幸いです。 011322_2.gif

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