在宅ワークまめ知識
在宅ワークの最大の敵は孤独感!地域活動やダブルワークで心の安定を
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私にとって在宅ワークは、魅力的な働き方でした。結婚をきっかけに会社員を辞め、WEBライターとして在宅で働き、家族との時間を最優先できるこのスタイルは最高だと考えていたからです。しかし、そんな理想の働き方にも落とし穴がありました。それは孤独感でした。今回は、在宅ワークの孤独感と働き方の変化についてお話しします。
家族の時間を最優先できる在宅ワーク
私は、10年以上前から在宅ワークでWEBライターとして働いています。仕事量も収入も少ないものの、家族との時間を最優先しながら仕事ができて理想的な働き方だと思っていました。とくに、子どもが小さい頃は、学校行事や病気などのときでも柔軟に対応でき、都合が良かったのです。
デジタル機器のストレス
WEBライターの仕事では、クライアントから提供された資料を参考に自分のパソコンを使って文章作成します。その他に、クライアントの専用ネットワークに接続して作業することもありました。しかし、クライアントの独自のシステムが複雑だったり、自分のパソコンにトラブルが発生したりすると、相談できる上司や同僚はいません。ちょっとした操作でも時間がかかり、つまずいてばかり......。それでも、ひとりですべてをこなさなければならないため、イライラしたり情けなくなったりと大きなストレスでした。
同じ釜の飯を食えないスタイルが孤独を生む
在宅ワークの魅力は、仕事内容が明確でひとりでも完結できることです。このスタイルは、私にとって大切な新しい挑戦でした。以前、会社員として働いていた頃は、仲間と一緒に 「同じ釜の飯を食う」とでもいうような一体感もあり、孤独や孤立を感じませんでした。しかも、パソコンやシステムについても専門家が会社には在籍していたため、その方に頼めばすぐに問題が解決できました。あらためて、会社という組織にありがたさも感じたのです。
さて、子どもが成長し、学校行事やママ友とのランチの時間も減っていくなか、次第に孤独感が増していきました。さらに、コロナ禍が追い打ちをかけ、気持ちが落ち込むのを実感しました。自宅でひとりきりの時間が増え、誰かと話す機会が減り、精神的な負担が大きくなっていったのです。
地域活動やボランティア活動、そしてダブルワークへ
私は在宅ワークと両立できる活動に参加しようと考えました。まず、地域の広報誌を見て、交流会や講演会に参加したり、アロマインストラクターの資格を生かしてボランティア講師を努めたり、定期的に外へ出て人に会う機会を増やしたのです。しかし、これらの活動は短期間のものが多く、長期的に働ける場所を求めるようになりました。
その結果、私はWEBライターをしながら働ける職場を探しました。現在は、普段は自営業でWEBライターをしていますが、新たに別の仕事を始め新しい世界が広がりました。新しい環境では、個人プレーではなくチームプレイが求められるため、それが何よりも嬉しいと感じています。
まとめ
在宅ワークは魅力的な働き方ですが、孤独や孤立を感じることも少なくありません。それを乗り越えるためには積極的に新しい活動や仕事に参加し、心を豊かにするのも大切だと感じました。私は、ダブルワークを通じて、新たな出会いや学びを得ながら、充実した在宅ワーク生活を送っています。子どもの成長やライフスタイルの変化に合わせて、女性の働き方は変わっていくものだと実感しています。
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