デジタルまめ知識
あなたのPC ウィルス対策は万全ですか?
お仕事をする上でウィルス対策は不可欠!
ウィルスに感染しウィルスメールを第三者に送ってしまった、
なんてことになる前にウィルス対策は万全にしておきましょう!
■ウィルスってなあに?
ウィルスとは、パソコンの機能をわざと妨害するプログラムのことです。
ウィルスに感染すると、PCが動かなくなったり、ファイルが壊れたり、知らないうちに伝染し、他人のPCを壊したりします。感染ルートはさまざまですが、予防をしておかないと誰でも簡単に感染します。
■予防策は?
・市販のウィルス駆除ソフトなどを使用し、常に最新版に更新(アップデート)すること。
キャリア・マムでお仕事している方によく使われているウィルスソフトには以下のようなものがあります。
・ ソースネクスト 『ウイルスセキュリティ』
・ マカフィー 『インターネットセキュリティ』『ウイルススキャンプラス』
・ トレンドマイクロ 『ウイルスバスター』
・ ノートン 『インターネットセキュリティ』
インフルエンザなどと同じで新しいウィルスが発生しますので、一度駆除ソフトをインストールしただけでは何の役にも立ちません。ソフトの更新は定期的(ソフトで自動に更新されるものもあります)に行ってください。
・差出人不明メールなどの添付ファイルは開かないこと。
差出人の不明なメールや添付ファイル、または知人でも意味不明の件名などのメールなどはウィルスに感染したメールである可能性が高いです!
開けた瞬間にウィルス感染してしまいます。送られるはずのない添付物は決してダブルクリックして中身を見ないこと。
また、来るはずもない英語のメールなどは要注意!!
いくら知人からのメールでも、内容がわからない添付ファイルは決して開けないように。クリックしただけで感染することあります。
件名、ファイル名が文字化けしているときは、要注意!
・不用意なダウンロードはしないこと。
ネットサーフィンの途中で意図せず「ダウンロードをしますか?(してください)」とメッセージが出た場合、ダウンロードはしないこと。
場合によっては、ホームページを見るために必要なプラグイン(ソフト)が入っていないためダウンロードを勧められることもありますが(リアルプレーヤー・クイックタイムなどはOK)、「何が足りないのか?」をきちんと知った上で必要なプラグインをダウンロードした方が安心といえます。
■かかってしまったどうするの?
ウィルスの種類によりますが、下記の可能性があります。
PCが動かなくなる可能性があります。
PCを動かすための重要なファイルデータが、ダメになるため、ひどい時には二度と起動しなくなり、再インストール・初期化してやり直すしかないので今までのデータは全て見られなくなります。
保存していたファイルなどが使えなくなる可能性があります。
保存していたファイルや、アプリケーションファイルなどをウィルスが消去してしまったり、データを壊してしまって使えなくしてしまいます。
自分が加害者になってしまう可能性があります。
ウィルスが勝手にメーラー(アウトルックなど)で自分が使っているアドレス帳や送信されてきたメールのアドレスなどへウィルスの分身を送りつけて、第3者へ被害を増やします。また、知らずにホームページを見たりすることでも、あなたが加害者になることがあります。
パーソナリーデータを盗まれる可能性があります。
PC内に保存してある、プロバイダとの契約情報や、住所等の個人情報、状況によってはカード番号などPC内の情報において全て、盗まれる可能性があります。
■かかってしまったら、どうすればいいの?
ウィルスの種類によって違います。
駆除の方法は様々です。まずは、使用の駆除ソフトの説明どおりに作業しましょう。
■プロバイダーのセキュリティサービス利用について
守備範囲を理解して万全な対策を。
プロバイダのセキュリティ対策サービスには、「そのプロバイダを経由して届いたメールがウィルス感染しているかどうかチェックするサービス」と、「セキュリティ対策ソフトをダウンロードしてインストールできるようにしているサービス」などがあります。
前者は、ウィルス感染したメールをブロックするという点では有効ですが、これだけでは安心といえません。
後者の場合、「ウィルス対策」や「ファイアウォール」の機能があれば安心ですが、どちらか一方だけの場合は万全ではありません。
メールだけをチェックしてくれるのか、PCの中のチェックもできるものなのか、検討しているプロバイダのセキュリティ対策サービスの範囲やオプションの内容をきちんと理解し、足りない部分があればそれを補うことが望ましいです。