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デジタルまめ知識

やってみよう!デジタル・デトックス

011778.jpg「デジタル・デトックス(Digital detox)」という言葉を知っていますか。もしかしたら、すでに実践したことがある、という方もいるのではないでしょうか。「デトックス」とは「解毒(detoxification)」の短縮形。そう言われるとなんとなくイメージは湧きますよね。ちょっと深掘りしてみましょう!

デジタル社会は人間をフル稼働させてしまう!?

身体や脳をたくさん使うと人間は「疲労」が起こります。疲労の原因はさまざまですが、ストレスもそのひとつといわれています。加えて、インターネットが生活の中で当たり前のように使われている現在は、さらなる負荷がかかっている状態なのです。
デジタル・デトックスは、スマートフォンやパソコンなどのデジタル機器から一定期間距離を置き、心身の健康を取り戻す取り組みです。

自分の生活にあった方法で試してみよう

デジタル・デトックスの中でも比較的取り組みやすい方法をいくつか挙げてみました。普段の生活の中で、できることからやってみましょう。

・使用時間を見直す
スマホの時間管理アプリもおすすめですが、「スクリーンタイム(デジタルウェルビーイング)」という基本的な機能でだいたいの使用時間は確認できます。「〇日間で〇〇時間〇〇分使用している」といった客観的な数字を確認することで、漫然と費やす時間が見直せることでしょう。

・通知機能のオンオフの活用
普段より通知音で起きることのないよう、スリープ機能等を活用している人も多いのではないでしょうか。通知を気にするだけでも脳の緊張状態は続きます。TPOに合わせ、日中でも通知オフにしてみるのもひとつの手です。

・触らないように離す
暇でもないのについついスマホを見てしまうといった経験はありませんか。身体から遠く離れたところに置いたり、誰かに預かってもらったりなどの物理的に離す方法も検討してみましょう。

これ以上疲労をためないためにも

そもそも、たいていの求人は本来「ホワイト」であることが大前提です。あえて「ホワイト案件」と書かれた仕事の中には、犯罪行為をカムフラージュするために「ホワイト」と謳っていることもありますので注意しましょう。特に、連絡先が個人のSNSアカウントやフリーメール、正しい日本語の言い回しではない表記の場合は安易に個人情報を入力しない方が賢明です。「ホワイト案件」という言葉に惑わされたりせず、少しでも不審に感じた場合は応募を控えるなどの「吟味するスキル」が重要です。

事前調査はしっかりと!

「さあ、(自分なりの)デジタル・デトックス開始!」と心に決めて実行することはとても好ましいのですが、連絡手段をいきなり遮断してしまうのは考えものです。人間関係まで影響が及ばないよう、周囲への心遣いは忘れないようにしましょう。
また、あまりにも極端な例を試みて逆にストレスになっては本末転倒です。自分の目や心身をいたわるイメージで、少し顔を上げて遠くの景色を見たり散歩をしたりして気分転換する――このちょっとした意識の転換が疲労の軽減につながるとしたら、気軽に生活に取り入れてみたいと思いませんか。
在宅勤務やリモートワークが一般化する現在、業務とプライベートの境界が曖昧になることで情報過多や時間管理の難しさが課題となっています。
適度なデジタル・デトックスを取り入れて仕事や生活の質を向上させ、より良い環境での働き方が目指せるようになれば一石二鳥と言えるでしょう。

【著者】
あきまつ
編集・ライター。一児の母。WEB制作周りに興味を持ったのは約20年前。日々進化する新しい技術とドタバタ子育てに悪戦苦闘しながら、おはようからおやすみまで暮らしを見つめています。

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