在宅ワークまめ知識
どうする時間管理!? 在宅ワークとプライベートのスイッチング
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気が付けばもうこんな時間! 子供のお迎え行かなくちゃ。ああ、買い物行くのも忘れてた。夕食のメニューどうしよう......時間管理ってなんでこんなに難しいの〜!?
こんにちは。在宅ワークを細々続けて20年、いまだにお金と時間の管理がヘタながーこです。
こう見えて(?)私は仕事が割と好き。作業がノってくるとついつい時間を忘れて、気が付けば外は真っ暗なんてことも結構あったりしますが、生活を共にする家族がいると昼夜なく働くというわけにもいきません。それに自分の時間も大切です。
今回は、自戒の念を込めまして、仕事とプライベートの切り替えアイデアを掲げてみたいと思います。
アイデア① 五感刺激で強制終了
家事育児と仕事の時間がシームレスな私の生活では、始業・終業の時間をきっかり守るのも大変だなぁと感じます。特に苦労しているのが終業時間。仕事のキリが付けられず、時間を過ぎてもグズグズと続けてしまい、その後の子供のお迎え、夕食の支度などバタバタになるのが常です。
これを改善するためによく使う方法が、スマホやAIスピーカーのアラームです。音や振動で強制的に気持ちを終了モードに切り替えます。たったこれだけのことですが、外部からの五感への刺激は結構効果的です。
アイデア② 自分で時間のルールを作る
仕事の時間に縛りがなくて融通がききやすいのは在宅ワークのメリット。一方で、いつでも仕事できると思ってしまうのも困ったところです。
私がよくやりがちなのが「残業」。夕方一旦仕事を切り上げて、子供の迎え、お世話、家事なんやかや終わってから、21時、22時あたりから仕事を再開するパターンです。若い頃はそれこそ深夜2時、3時まで仕事をしてしまうこともありました。
それでも、次の日は家族のために平常通り起きなければならないし、睡眠時間が足りないと作業効率は低下します。度重なって健康を損ねたこともあります。そこで私は「日を跨がない、深夜0時を越えない」を自分ルールとして決めました。どうしても過ぎてしまうこともありますが、ルール化したことで回数は減ったと思います。
アイデア③ 自分事の時間を確保する
優先順位という言葉がありますが、主婦兼在宅ワーカーの私などは、自分のことは最下位と言っても過言ではありません。そういう方は多いのではないでしょうか。
病院はまだなんとか行けるかなというところ(悪化したり家族にうつったりすると大変なので)。先送りしがちなのは、美容院、歯科検診、下着類の買い替えなど、急を要さないタスクです。もっと悪いのは、例えば映画鑑賞とか、友達とのランチ、実家の親への電話など、自分の楽しみの部分は取りやめてしまうこともあります。
コロナ禍では「不要不急」という言葉がもてはやされました。しかし、そうした一見要らなそうに見えるものが、実は心身を健やかに保つためには必要だということを、私たちは後になって学びました。「ご自愛」は大切と思う今日この頃です。
余暇は「時間ができた時に」と思っていても、なかなかできないのが現実。ここはエイヤッと思い切ってスケジュール帳に〈赤字の太字〉で予定を書き込み、決意を可視化しましょう。すると不思議なことに、仕事や家事へのモチベーションも上がるのです。予定表に書き込んだ「サウナ」の文字に何度心が救われたことかと思い出します。
理想と現実は違うけど......
偉そうにいろいろ書いてますが、これらのアイデアも3割できてるかどうかというのが実際のところ。まさに今も自分で決めた就業時間を過ぎてAIスピーカーがピーピー鳴っています。とほほ。
子供がまだ小さかった頃のこと。仕事がなかなか終わらず夕飯が作れなくて、仕方なく回転寿司やファミレスへ行って、大急ぎで食べて帰ってくることが何度もありました。その時は、自分が子供を振り回してしまうことへの心苦しさでいっぱいでした。でも、大きくなって当時を聞くと、外食できて嬉しかった、なんだか楽しかった、などと子供たちは言うのです。
キッチリ時間通り、予定通りに進まなくても、自分と家族がまあまあ折り合っていればオッケーなのかもしれません。言ったことが全部ひっくり返っちゃうようなまとめで恐縮ですが、同志ワーカーのみなさんとご家族の生活がうまく回るヒントに少しでもなれば幸いです。
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