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背筋も凍る夏の夜の出来事。スケジュール帳を眺めていると、帰省予定の矢印←→の翌日に「納品」の文字が......ひぇ〜、恐ろしや〜（冷や汗）

こんにちは、長期休みがとても怖い在宅ワーカーのがーこです（みなさんもそうだよね？）。

個人で活動している在宅ワーカーにとって、仕事の発注元といえば、会社や団体などの組織が多いかと思います。組織のお休みは、土・日・祝日などの定休に加えて、お盆と年末年始に長期休業があることが一般的。対して、我々在宅ワーカーはこの限りにあらず。「お盆休み明けに納品いいですか？」「年明けに提出お願いします」なんて、わりと普通にありますよね〜（個人的な感想です）。

しかし、コチラにも暮らしがあって、人間関係があります。帰省もするし、旅行も行きたい。まして家族がいれば尚更です。今回は、お盆休みや正月休みに不可避な仕事が被ってしまった時のほろ苦い経験をお話しします。

Case 1.　あの夏の義実家 〜暗がりに灯る哀愁のLED〜

ある年の夏、夫の実家へ帰省した時のこと。お盆明けまでに進めなければならない作業があり、やむをえずパソコンを持って行きました。

義実家ということもあり、仕事を持ち込んでいることを、心情的にあまり大っぴらには言えません。それに夏休み真っ只中ですから、日中はパワフルに遊びまわる子供たちの相手も全力でしなくてはなりません。結果、仕事をするのは、みんなが寝静まった夜。

スヤスヤ寝息を立てる子供の横でパソコンを開き、ちっちゃいLEDライトで手元を照らしながら、なるべく音を立てないように繊細にキーをパチパチ。

......つ、つかれる〜。そして、眠い〜。

そんな状態で長時間できるはずもなく、想定していたほど作業は進まなかったのでした。とほほ。

ちなみに、この時はネット環境問題もありました。義実家は二世帯で、家のWi-Fiは義兄夫婦が管理していました。他人にパスワードを尋ねるというのは切り出しにくいもので、「あのぉ〜、厚かましいお願いなのですが〜、ネットをすこぉしだけ使わせていただきたく〜、Wi-Fiのパスワードをですね〜、えへへ〜、教えていただきたく〜」とかなんとか、変な笑顔を作りながら恐る恐るお願いしたのを覚えてます。（ちなみに義兄夫婦はとても良い方で、快くWi-Fiを使わせていただきました！）

Case 2.　その冬の実家 〜母と娘が久々に会えば、ね？〜

実家との距離感は個人差あると思いますが、私についてはまったく遠慮はありません。ある年の冬、年末年始の慌ただしい時期の帰省でも、これでもかと仕事の書類と資料をどっさりと持ち込みました。食事の支度も、子供の遊び相手も、じぃじ＆ばぁばに丸っとお任せしちゃう算段。必要最低限と言わず、なんなら保留分の仕事も全部終わらせてやるぜ！ という勢いです。 しかし「実家とは　日頃の愚痴を　こぼす場所」。久しぶりに会った母とのおしゃべりにエンドレスに時間を費やして、仕事はほとんどできないまま。大量の書類と本を、ただ持って行って持って帰ってくるだけになりました。紙って重いのにね。とほほほ。

教訓を生かして......

結局、長期休みの家族との帰省や旅行では、仕事を持ち込んでも大した成果は得られないということを学びました。家族とのバカンスの前には仕事のカタをつけること、仕方なく仕事道具を持ち込む時は量を絞って控えめに。

......と毎年思うのに、また帰省や旅行になると「間に合わない！ 間に合わない！」と青い顔をしてパソコンや書類をカバンに詰めることになるのです。とほほほほ〜。

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