在宅ワークまめ知識
ライティングの仕事は充実感と達成感が醍醐味だ!
お仕事をしている人、これから働こうと思っている人必見! 在宅ワークの知識やノウハウなど、お役立ち情報をお届けします。
在宅でのお仕事を始めて5年。
コツコツと情報を集めながら書きすすめるライティングの仕事は、地道な作業の先にある充実感と達成感が醍醐味だ。
PC作業には欠かせないコーヒーとお気に入りのお菓子をそばに置いて、いざ集中!
家族からは、のんびりと時間を過ごしているようにしか見えないかも。しかしこう見えて実は、心身にかなりのストレスがかかっているらしい。先日、それに気づかされる出来事があった。
観光案内のライティング業務の依頼を請け負っていたときのこと。
締め切りまで4日間。食事以外はほとんど座りっぱなしでPCに向かう。
さまざまなジャンルの中でも、旅行関係は内容も豊富で緻密な作業が多い。間違いやウソは絶対NGなので、幅広い情報収集と丁寧な確認が必要なのだ。
集中力を高めるため、刺激を求めてコーヒーは飲み放題、お菓子はなぜかだんだん激辛系にシフトする。
こういう追い詰められている感覚は、嫌いじゃない。むしろ歓迎だ。
「すごいよー、今、超がんばってるよー」と自画自讃の声も頭をよぎる。
締め切り当日は、朝から時計をにらみつつラストスパートに入る。昼食はトムヤンクン味のカップ麺(某有名メーカーのアレです。ファンも多いと思う)。PCの前でカップ麺をすするシチュエーションにおのずと緊迫感が高まり、やる気も最高潮。
もちろん食べながら文章を読み直し、誤字脱字をチェックする(ついついスープまで完食)。
達成感と共に訪れためまい
たぶん、この日立ち上がったのは、お湯を沸かしてカップ麺を用意する時と、コーヒーをつぎ足しに行く時だけだったと思う。
「終わったーっ」
無事納品し、これまでにない達成感と開放感に酔いしれながら、夕食の準備。
いつもならつまみ食いしたくなるほどお腹が空く時間帯だが、
うーん、今日はちょっとお腹の調子がよくないような......。
その瞬間、視界が切り裂かれるようなめまいに襲われ、倒れ込んでしまった。
目を開けることができない。
天井がまわる、という経験をしたのは、この時が初めてだ。
頭も胃も腸もグルグルしている感じ。
これは、絶叫マシーンだ。上下にも斜めにもクルクル回転するカプセルみたいなヤツ。
何だろう、これは。何か大きな病の予兆ではないか。
やや不安に駆られた私は、心配をかけてはいけないと思いながらも、実家の母に相談した。
「アンタ、そりゃあ更年期障害じゃないんかね。お母さんもおんなじやったが」(母)
え?
ええーっ!? 更年期......?
そういえば、私が大学生の頃、母は大好きなコーヒーを飲んではめまいを起こしていたっけ。
あれなのか?
いや、そうなのかなあ......。
結局、詳細はわからないまま。
病院にも行っていない。喉元過ぎればなんとやらで、私は現在もコーヒーとお菓子必須の在宅ワーク三昧の日々に戻っている。
誰も見張ってはくれず、声もかけてはもらえない在宅ワーク。無理をしすぎると、疲れや不摂生に乗じて、年齢に応じたひずみが出てくる。
皆さん、時間を自由に使える在宅ワークだからこそ、くれぐれもオーバーワークにはお気をつけください。
ご飯はちゃんと食べましょう。そして運動をしましょう。
自分を見つめ直す時間も与えてくれる、在宅ワークなのであった。
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